浅草ジンタ再始動

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浅草ジンタは、編成を大きく変えて再始動します。

それに伴いお知らせです。

先日のマーチングで察した人もいるかと思いますが、今回オリジナルでメンバーとして残るのは、「和尚」「シンヤ」だけになります。「AG」は、サポートとして残りできる限りの参加をしてくれます。

一方、降板するメンバーは、2004年から長年ムードメーカーでいてくれた初期メンバーの「やっさん」。2018年以降、いくつものプロジェクトに参加してくれた「シンゴ」。そして、2019年以降に参加してくれていた「ちえみ」です。

今までにない大きな編成の変更は、ずっとジンタを見守ってくれていた方々に対して、大変申し訳ない思いがあります。が、それと同時に、バンドらしい浅草ジンタを応援してくださった事、本当に感謝しています。

 

酸いも甘いも全部ひっくるめて、その上にそれぞれの今があると思いますが、それぞれの考えを尊重すべき時代に、編成の変更の事情等は、敢えてあまり書かないことにしました。浅草ジンタは、時代に負けず、最後まで心持ちを変えず存続してゆく事が、全てに対する説明なんだと思う次第です。

 

後出しになりますが、浅草ジンタは、先日1/17の浅草のすしや通りのマーチング演奏が、再始動と言う形になりました。しばらくは、プロジェクト毎に、編成を作り活動をしてゆくことになります。

現体制のメンバーです

バンドセット(サポート含む)

Vocal .Wb/Oshow

Guitar/Shinya

Drums/AG

Trumpet/Ryosuke Sudo

Tenor Saxophone/Youki Yano

※マーチングセット(サポート)

Tuba/TOHO

 

バンドセットの次のライブは3/19渋谷近未来会館です。

たまった新曲のレコーディングもしようかと、張り切ってます。

今後とも 、浅草ジンタをよろしくお願い申し上げます。

今春 千駄木に店を出します

緊急事態宣言の最中の灯火発表です。

わたくし、、山手の下町「千駄木」に店を出す事になりました。

自分的には、オリンピック直前にこれ以上の宣言もあると予想してたので、予定は変えません。

 

ここ半年、この店を出すという一歩に辿り着くまで、沢山の矛盾や偏見にも翻弄され、正直全てが止まった長くしんどい時間もありました。元気な人間ほどコロッと逝くって節もあるけど、人は気持ちから全て壊れてゆくという事を実感したり、無駄になろうと動くことが如何に大事かを思い知る、なんて2020年でもありました。

 

時事や歴史にセンシティブになってしまう自分的に、2019年12月末のインバウンド関連スルーの政府のやり方に矛盾や危機を感じてから、利権や金や政権争いにも翻弄されまくった禍のこの現状は、まあ想像通り、、という感じ。

でも気になるのは、感染者数ではなく、予想以上に大きく変化してゆく人の考え方や価値観。一方通行の情報に洗脳された人も沢山見るが、そういう人に限って他の考え方は頑なに尊重できない傾向があったりして、揉め事の鬼門になってしまうシーンを多く見た。自分は不要不急の「ドンズバの当事者」として、偏見や差別を経験しているから、この禍に対しての考えは2周以上はした感じだ。だからこそ、これからどうなっても、何が大事か、今は結論をはっきりと言える。

自分には、制作とウッドベースの横で生きて来た道と、更に奥へと進んでゆく道がそこにあって、「特別な現場」こそ、これからの未来に必要だという確信がそこにあるからだ。

 

 店は、どんな店か?気になっている人にぼんやり言うとすれば、

「過去」や「未来」も含め、「ずっと続く今」を感じる場所にしたいと思って居ます。

もちろん自分の仕事は、今、音楽と共にあり、結局は制作者なのだから、一流の飲食店なんか自力では実現できないけれど、メッセージを包括した象徴的な内装と設備を準備し、音ありきの場所を作ります。今回は、浅草ゴールデンタイガー程大きな音を出せる場所ではありません。物件も小さく収容人数も小さいですが、人の繋がりに音で花を添え、この後の未来に大切な種を撒ける場所となると思ってます。

  

今回浅草に作らなかった理由は後日談で。

千駄木のオープンは春まえを目指します。

どうぞよろしくお願いいたします。

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改装前

 

大切な"無駄"

26年前にやっていた"彫金工房"を一時的に復活する話を   徒然に✒️

 

自分が今生きてる、そして生きていこうとする音楽が真ん中にある世界は、これからもずっと人の笑顔にあふれ続ける世界のはずだったけど、世間は依然として変わらぬ状態。生活を戻すというより " 変える "  " 新生活 "だ、、と、この世に沢山あった大切な"無駄"をも省く風潮になった感は否めない。結果、状態は変わらないと言うより、もう根本が変わってしまった感もある。

 

笑顔に大切なのは  ”無駄” なんだけどね。それで問題なのは、この無駄が消える事で、遊びの現場も消えてゆく事だ。これでいいのか、、。

 

俺達が、見えない希望に身を委ね、先もわからぬまま、正解を探しながら生きる姿を示したところで、この国は、文化の価値や力を軽んじいているし、世界に負けじと自動化、無人化にお熱だから、この必要な”無駄”も不要不急として視野にないのだろう。

そんな中、愛しくも”無駄100%”の世界に生きる我々は、新たな形を打ち出さねば、生きてゆけないという世間のスタンダードを食らってしまったけど、自分としては、むしろそれらを”完全にスルー”していたい、というより、スルーする立場だ。

人と色々話す中で、この禍を活かしたアイデアとか新生活に乗じ、状態を逆手に儲ければいいじゃないとか言われたりするが、アイデアに対して、何のワクワクもないし、全く刺さらないない。

この国は、何がしたいのだろうか?リモート、バーチャル、自動化、無人化、終電繰り上げ等の新生活の一連の政策、報道操作、世論の同調で、人の生の営みを消しあってる社会の図式が、馬鹿馬鹿しくてしょうがない。

そんなものの為に、" 大切な無駄 "もなくなってゆく世界は、俺たちにとって、未来の子供らにとって幸せなのだろうか?、、、、 

 

と、ぶつくさが募りここで何か言ったところで、我々の何が変わるわけもなく、

俺も、皆と同じく、今を生きる生かすのしのごのがあるわけで、結局そんな悶々とした時間こそが、”本当の無駄”のループです、、とオチがついたところで

ここで一回 原点回帰です。” 彫金工房を復活 ”させる事に 👏

手を動かしたり、音出したりする作業は、シンプルにダイレクトに希望を見せてくれる。 単純にそんな理由。

私ごとの経歴ですが、17の頃から、常に音と形の制作と共に生きている経歴をもっております。そう、工房立ち上げから26年、今この禍で、音楽に関わる仕事がほぼなくなったが、彫金の道具はまたそのままある、、という事で、原点回帰なのです。手を動かせば、また希望も強く光りだすと考え、立て直しです。

 

いい形といい音楽は似ていて、美術作品と音楽作品の線引きは自分にはない。

だから、今バンドは動けなくても、形でも出来る事をやろうと思うのです。

 好きな事は制作だから、それはずっと変わらない。音楽も、形を作っている時が一番生きているし、作品が良ければ見せたいから、イベントもする。

その流れは、ずっと同じ。

 

無論、夢資本主義で色々な準備もしていますが、今手が出せぬ状況でも、まずこの彫金のような小さい事からでも未来を繋げ、行動を身体に認識させてゆく。まず頭の中を変え、そしてちいさくも自分なりの未来を、体を使って示していく。ってな感じで行こうと思っております。

 

彫金工房"を一時的に復活するという徒然なる、長〜い話 ✒️ 。

御一読ありがとうさんでした。

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HULA TIGER

ブログを出すのは、金虎閉店のお知らせ以来。

世の中に対する不平を書いてしまいそうだったので、それより行動優先だと、うずく気持ちを抑えしばらく何も書かずにおりました。久々に徒然に✒️

 

一昨日は、船長達の免許合格祝いと練習の為に船を出してきました。

 

海の上の色々は、面白くもハードルかなり高い事だけど、陸にはない見果てぬ世界を感じれるし、己的には夢や希望であふれる時間なのです。

船で、何をしてんだ?と思われるかもだけど、何かを創り出し、発表する場所や感性を共有できる場所を創るという事は、10代の頃から何もかわらないスタンスでやって来てるので、浅草だろうと、海外だろうと、水の上だろうと、場所には違和感はないのです。現在このwan-buzzな小さなプロジェクトチーム「HULA TIGER」の船は三隻。この船を使い春の種まきを目指し、少しずつ動かしてゆくので、乞うご期待を。

ps.春までその間(暫定)、彫金工房を20年ぶりに復活させるので、その事も直ぐに書きます。

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With a lot of golden love

 

ブログ開設直後に伝える内容ではないけど

浅草ゴールデンタイガーは 閉店します。

 

これも タイミング

これを機に 色々伝えていこうと思っているので、よろしく

 

残念なお知らせだけど

浅草の夜に笑顔を沢山くれたみんな

ほんとうにごめんね

 

思い起こせば、ミラーボールの光に包まれた 夢の様な日々でした

決して、音楽の世界も好景気ではなかったけど

金虎には、渋谷、下北、目黒のような場所とは一味違った繋がりや

あったかい絆が沢山だった

 

やれて良かったと心から思う

奇跡の日々に感謝

みんな本当にありがとう

 

閉店の理由は、、、

言葉で、説明すると難しい、、、

 

利権しばりの政策?

本当を言えない専門家会議?

本当を言えないTV

そりゃそうだの収束遅延?

膨む社会の風評や差別?

コロナ離縁?

 

本当に色々による、、、経営の困難だけど

 結局わかりやすく言えば、震災の時と同じで

 

「しょーもない事ばかり」をどうにも出来なかったってこと

 

 声を上げるのは大事

今もやってくれてる人に感謝してるけど

どうにも変わらなく、実際は間に合わない

ライブハウスの大半は、消えてしまうだろう

由々しき事態だ

 

でも、あくまで自分の話だけど

もうそれは、どうでもいいって事にした

 

考えてみりゃ

そもそも芸術なんて、アナーキーな存在

それぞれが、戦うべきところは

上手く生きていけない俺たちが

「こんな世間を生きてゆく」って事なわけで

こんな社会に 何か受け身で期待したり

すがる事なんて、今更やる事じゃないなとも思っている

 

このまま生きてゆくって事は、

今まで通り、青い時代のまま「粋ってゆく」って事だし

ここで必要なのは、いつか絶対に覆してやる

ってな反骨精神と気負いなのだなと思ってる

 

もちろん無念は沢山だ

めまぐるしく変わる毎日の流れに抗えず、守りきれなかった多くの事や

そして、自分の弱小さに 身を焦がすこの悔しさと、涙も

 絶対に忘れない

 

当初、維持をする為に「クラファン」する等色々な店の支援を考えたけど

今後、皆も不況に飲み込まれてゆく、行き先の見えない世の中で

ただ「維持をする」「時期を見て再開をする」っていうことで

直ぐにクラファンってのは、どうにも合点がいかなかったので

今回、それらをせずに閉店する事を決めた

 

ただ自分は、もう次に向かって、歩き出しています。

二十歳の頃から、同じ絵に向かって旅をしているし

何も変わらない。そしてこれからも、それしかない

バンドも、銀幕も、金虎も、同じ行き先の船だ

 

それが仕事か?って言われても、もはや わからないが

ただ、それらの何が沈んでも、自分頭に描かれた絵は

ずっと沈まない「性」の様なものだから 

この旅は、ずっと終わらない

 

だから大丈夫 、そして今も今後も大丈夫だと思う

変わらないのだから、甦れるはずだ

だから、閉店の決意も自分には出来たのだと思う

 

でもな、、、

最後に言わせてもらいたい

 

馬鹿野郎!だよ、、、ほんと

見せかけのあぶく銭をとった政治も

インバウンドと無縁の俺たちを簡単に切り捨てた

 

上等だ、、、と思う

収束遅延を招いておいて

 ステイホームだと?

なんて、気持ち悪い響きだ

政府が使うのは、自宅謹慎だろう

 

仲間が沢山泣いているんだ

なんなんだステイホームって、、、

 

このふつふつと燃え上がる怒りは

今もプラスのエネルギーに転換するよ

 

そして、次こそはと、みんながもっともっとわくわくする様な夢と

こんな世間に負けない強さを持って、皆の前に現れるつもりです

 

必ずや

今しばし、、、、です

 

とにかく、

金虎を沢山可愛がってくれて

みんなありがとう

 

Tiger never forgets

Downtown night dream"

With a lot of golden love

 

またどこかで

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                             2020 4.30                    Oshow